歯周病保障付糖尿病有病者向け医療保険「エクセルエイド」

被保険者（保険の対象の人）が、責任開始日以後の一契約期間中（1年間）に入院・手術が発生した場合に保障されます。保障される対象は次のとおりです。

• 糖尿病（合併症を含む）の入院・手術
• 歯周病組織の手術
• 病気による入院・手術
• 事故によるケガの入院・手術

なお、糖尿病・歯周病以外では、入院・手術に至る原因が、責任開始日前の原因にある場合は、保障は行なわれないので注意が必要です。

また、免責期間と言って、初年度の保険契約に限り、事故によるケガを除いて契約日（責任開始日）からその日を含めて60日は保障されない期間があるから、こちらも注意してください。

加入時に日本国内に居住している方で、3つの設問に「いいえ」であれば、ご加入いただけます。糖尿病の方は、さらに以下をチェックしてください。

• ヘモグロビンA1cの数値が5.6％以上
• 空腹時血糖値110mg/dl以上
• 経口ブドウ糖負荷試験での2時間値が140mg/dl以上

3つの設問のいずれかに該当する場合でも、健康の状態によっては加入できる場合があります。ただし、契約日（責任開始日）時点で指定する危険職業（職種）に従事されている方は加入できない場合があります。

糖尿病の薬を服薬中でも加入できます。

糖尿病（合併症含む）・歯周病については、加入前から治療している方でも保障されますが、それ以外の病気については、加入前から治療しているものは保障されないので、注意してください。

過去2年以内に入院・手術をされた方の場合、虫垂炎や帝王切開など、その原因となった傷病名によっては加入できる場合もあります。

また、1型糖尿病に限り、インスリンの投与またはインスリンポンプの装着による治療、指導等を目的とする入院・通院をした場合でも、退院日の翌日から起算して3ヵ月以上経過していれば、加入できます。

初年度契約に限り、ケガを除いて60日の免責期間があるので注意してください。

日帰り手術も保障されます。保障される金額は以下の通りです。

• 入院中を伴わない手術の場合：25,000円
• 入院中の手術の場合：50,000円

ただし、60日以内に2回以上手術を受けた場合には、1回の手術とみなされます。また、以下の場合は60日経過後であっても保障の対象にならないので、ご注意ください。

• 1保険期間中に同一部位を2回以上手術した場合
  （眼・腎臓など、一対となっている部位の場合には、その一対の部位は同一部位とみなす）
• 同一種類の病気の治療のための手術を2回以上受けた場合

以下のようにして入院日数を計算します。

A. 当初の糖尿病での入院

併発した糖尿病または合併症の治療を開始した日の前日までを計算

B. 併発した糖尿病での入院

併発した糖尿病または合併症の治療を開始した日からは新たに計算（新たな入院として計算）

さらに、〈Ｂ〉の期間中に、異なる合併症を併発してしまい、その治療を開始したときは、その治療を開始した日から、さらに新たな入院とみなして入院日数を計算します。

ただし、糖尿病以外の病気の併発は、新たな入院とはみなさず継続した1回の入院となるので、ご注意ください。

1回の入院について60日が支払い日数限度であることを確認した上で、以下のケースを押さえておく必要があります。

〈1年の保険期間で2回以上の入院した場合〉

• 入院の直接の原因となった疾病の病名や事故発生日時が異なる場合は、それぞれ1回の入院として、支払日数限度60日が適用される
• それぞれの入院の直接の原因となった疾病が同一または医学上重要な関係があると当社が認めた場合は、継続した1回の入院とみなされる
• 事故発生日時が同一である場合は、継続した1回の入院とみなされる

〈更新期間をまたいで入院している場合〉

• 保険契約の更新前に入院して保険契約更新後に退院をした場合は、更新前の保険期間中の入院とみなして入院給付金が計算される

次のような場合には、給付金がもらえません。

• 契約日（責任開始日）前に発症した歯周病や病気および契約日（責任開始日）前に発生した事故によるケガを直接の原因として、保険期間中に入院、手術した場合
• 初年度の保険契約に限り、契約日（責任開始日）から60日以内に、ケガ以外の歯周病や病気により入院、手術した場合
• 約款の免責条項に該当した場合（たとえば、被保険者の犯罪行為または闘争行為など）
• 保険契約が詐欺による取消や不法取得目的による無効となった場合
• 告知内容が事実と相違し、保険契約が告知義務違反により解除された場合
• 重大事由により保険契約が解除された場合（たとえば、給付金を詐取する目的で事故を起こす、給付金の請求に関し被保険者に詐欺行為があるなど）