糖尿病で医療保険はおりる？糖尿病でも入れる医療保険はある？

2024 4/27

2023年6月29日 2024年4月27日

この記事を見ているあなたは、糖尿病でも入れる医療保険はあるのか気になっているのではないでしょうか。また、もしあるならおすすめの医療保険も気になるはずです。

この記事を見ることで、糖尿病でも入れる医療保険が分かります。糖尿病への不安がある方は、医療保険の情報を知っておくことで不安を払拭することができるでしょう。

この記事の内容をまとめると

糖尿病が原因で入院・手術となった場合、医療保険は基本的におりると考えて良い
血糖値コントロールのために2週間入院した場合、入院費用は3割負担で約12万〜18万円が目安になる
糖尿病でも入れる保険の糖尿病有病者向け歯周病保障付医療保険「エクセルエイド」がおすすめ

糖尿病が対象の人気医療保険一覧

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保険会社	詳細・見積り	保険料（男性・満25歳）	保険料（女性・満25歳）	入院限度額（日額）	入院限度日数（1入院）	入院中の手術費用
歯周病保障付医療保険	保険会社詳細見積り・申し込み	（月払い） 1,867円	（月払い） 1,504円	5,000円	60日（注1）	50,000円（注2）
はいりやすい医療	保険会社詳細見積り・申し込み	（月払い） 2,514円	（月払い） 2,837円	3,000円〜10,000円（注3）（注4）	60日	30,000円〜100,000円（注5）
持病がある人の医療保険	保険会社詳細見積り・申し込み	（月払い） 1,380円	（月払い） 2,050円	5,000円	60日	50,000円

糖尿病で医療保険はおりる？入院一時金はもらえる？

糖尿病は一度かかると一生涯付き合っていかなければならない病気です。定期的な通院が必要なことに加え合併症リスクも高いため、医療保険で備えたいと考える人は多いでしょう。

糖尿病で医療保険はおりる？

糖尿病が原因で入院・手術となった場合、医療保険は基本的におりると考えて良いでしょう。ただし、保険商品により給付条件は異なります。いざ必要になったときに給付金が支払われなかったということが起きないよう、契約内容をしっかり確認しておくことが大切です。

例えば入院給付金の場合、日帰り入院から保障されるものや1泊2日から保障されるもの、5日以上の入院で保障されるものなどがあります。近年では日帰り入院から保障されるタイプが主流ですが、以前は免責期間が設けられている保険商品も珍しくありませんでした。免責期間の設定は保険料を抑えるためでもあるので一概にどちらが良いとはいえませんが、納得したうえで契約できるよう給付条件はしっかり把握しておきましょう。

その他にも医療保険の加入前から既に糖尿病だった場合など、糖尿病は保障しないという条件で契約しているケースがあります。とはいえ、こういった特殊なケースを除けば基本的に糖尿病での入院・手術に給付金はおりると考えて構いません。ただし、家族構成や生活の変化により必要な保障額も変わるので、定期的に見直しをおこなうようにしてください。

医療保険に加入していれば糖尿病で入院一時金はもらえる？

一時金タイプの医療保険に加入していれば、糖尿病による入院でも入院一時金がもらえます。ただし医療保険には日額タイプの保険商品もあるので、自分が加入している保険商品のタイプを把握しておきましょう。

入院日数に関係なく一定額が受け取れる一時金タイプとは違い、日額タイプは入院給付日額×入院日数が支払われます。入院給付金を一時金で受け取りたい人は、主契約が一時金タイプの保険商品を選ぶか入院一時金特約をつけるようにしましょう。

ただ、一時金タイプの保険は入院日数に応じて給付金の額が増えないため、短期入院でもまとまった金額が受け取れる一方で、長期入院には弱いという特徴があります。近年では入院期間の短期化が進められているため一時金タイプの保険が人気ですが、糖尿病は比較的入院期間が長引く傾向にある病気です。

糖尿病患者の1ヶ月あたりの医療費はいくら？

糖尿病の治療にかかる1ヶ月あたりの医療費は、治療の種類や合併症の有無により大きく変わります。目安としては次表の通りです。

治療の種類	1ヶ月あたりの医療費（3割負担）
受診＋食事・運動療法	約2,000円
受診＋経口薬2種の処方	約3,900円
受診＋経口薬1種＋インスリン治療（1日4回）＋血糖自己測定（月60回以上）	約1万1,400円

参考：糖尿病情報センター「糖尿病とお金のはなし」

食事・運動療法のみであればそこまで大きな負担額にはなりませんが、インスリン治療が必要になると1ヵ月あたりの医療費も高額になります。インスリンを持続的に注入するインスリンポンプ療法を選択すれば、更に医療費は高額になるでしょう。

米国でおこなわれた調査によると、2型糖尿病患者の生涯医療費平均は約830万円であることが明らかになっています。なかでも糖尿病の医療費を引き上げている一番の原因はやはり合併症の存在です。糖尿病にかかる医療費の約半分が合併症によるものといわれているため、医療費負担を軽減するためには医療保険による備えだけでなく合併症の予防が大切といえるでしょう。

糖尿病の入院費用はいくらかかる？

糖尿病は教育入院や血糖コントロール、合併症の治療など入院リスクが高い病気です。糖尿病で入院した場合、入院費用はいくらぐらいかかるのでしょうか。この項では糖尿病の入院費用について、血糖コントロールの場合・合併症を発症した場合に分けて解説していきます。

インスリン導入など血糖値コントロールの場合

血糖値コントロールのために2週間入院した場合、入院費用は3割負担で約12万〜18万円が目安になります。

とはいえ、保険適用の医療費については高額療養費制度の利用が可能です。高額療養費制度は1ヶ月（1日〜月末日）あたりの医療費の上限額を設ける制度で、一般的な収入の人であれば約8万円が上限になります。ただし、高所得者は上限額がはね上がり25万円を超える場合もあるため、2週間程度の入院では入院費用の3割を全額自己負担しなければならない可能性が高いでしょう。

また、入院費用の合計が高額療養費制度の上限額を上回っても、入院期間が月をまたぐことで制度の適用を受けられなかったり負担金額が大きくなったりすることがあります。

合併症を発症した場合

糖尿病の合併症にはさまざまなものがありますが、脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化など入院期間が長引くものでは35万〜45万円ほどの入院費用がかかることもあります。

糖尿病は入院期間が長期化しやすく、厚生労働省が令和2年に発表した「患者調査の概況」によると、糖尿病患者の平均在院日数は30.6日です。合併症による入院は退院後の通院治療が必要になることも多く、医療費に対する備えが重要といえるでしょう。

もちろん合併症の入院についても、保険適用の医療費については高額療養費制度の対象になります。ただし差額ベッド代や食事代、パジャマなどの雑費、テレビカードの購入など高額療養費制度の対象とならない費用もいろいろとかかります。場合により家族の外食代やベビーシッター代、お見舞い品に対するお礼の費用なども必要になるでしょう。