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糖尿病の入院費用は保険適用になる?入院が必要になるレベルは?

糖尿病の入院費用は保険適用になる?

この記事を見ているあなたは、入院費用が保険適用になるか知りたいとお考えではありませんか。また、どの程度の症状で入院が必要になるのかも気になりますよね。

この記事を見ることで、入院費用が保険適用になるか分かります。更におすすめの保険会社も紹介しています。入院が必要になるレベルも紹介しているので、糖尿病に不安を抱えている方におすすめの記事です。

この記事の内容をまとめると

  • 糖尿病による入院費用は公的医療保険、民間の医療保険ともに対象になる
  • 糖尿病による入院費用は1日あたり1万円〜2万5千円程度かかる
  • 糖尿病による入院費用を抑えたいなら糖尿病有病者向け歯周病保障付医療保険「エクセルエイド」がおすすめ
目次

糖尿病の入院費用は保険適用になる?

糖尿病による入院は、公的医療保険(健康保険)の対象となるのはもちろん、民間の医療保険についても保険適用となるのが一般的です。

ただし、公的医療保険(健康保険)については、全ての入院費用が保険適用となるわけではありません。次のような費用については保険適用外となります。

  • 食事代
  • パジャマ代
  • 差額ベッド代
  • 自由診療の治療費・手術費
  • 先進医療費
  • テレビカード代
  • 洗面用具などの消耗品費

民間の医療保険については、保険商品により給付金がおりる条件が異なるため、自身が加入している保険の保障範囲をしっかり把握しておく必要があります。

たとえば最近は日帰り入院から保障される保険商品が主流ですが、10年前は「5日以上の入院から保障」など、免責期間が設定されている商品が多くありました。5日以上の入院から保障される保険商品の場合、4日以内の短期入院では保険適用にならないため注意が必要です。

糖尿病の入院費用が保険適用になる保険一覧

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保険会社詳細・見積り保険料
(男性・満25歳)
保険料
(女性・満25歳)
入院限度額
(日額)
入院限度日数
(1入院)
入院中の手術費用

歯周病保障付医療保険
保険会社詳細
見積り・申し込み
(月払い)
1,867
(月払い)
1,504
5,00060
(注1)
50,000
(注2)

持病がある人の医療保険
保険会社詳細
見積り・申し込み
(月払い)
1,380
(月払い)
2,050
5,0006050,000
  • 注1)支払対象の入院中に糖尿病・合併症が併発すれば、併発時から新たな入院とみなし、1入院60日限度が適用され、新たな入院中に別の合併症が併発すれば、同様に適用されます。
  • 注2)60日に1回、ただし、同一部位または同一種類の病気の手術は1保険期間に1回です。

糖尿病の入院費用は1日いくら?在宅医療の場合の費用はいくら?

糖尿病の入院費用は1日あたりいくらぐらいかかるのでしょうか。入院費用は通院よりはるかに高額になることが予想されるため、あらかじめ相場を知って備えておくことが重要です。この項では、糖尿病の入院費用および在宅医療の費用相場について解説していきます。

糖尿病の入院費用は1日いくらかかる?

糖尿病による入院と一口にいっても、教育入院するケースと合併症が進行して緊急入院するケースでは費用もかなり変わります。目安としては1日あたり1万円~2万5,000円ぐらいの範囲になるでしょう。入院するケース別の具体的な金額相場は以下を参考にしてください。

DPC対象病院(500床以上)への入院費用目安

高血糖が改善せず教育入院するケース(2週間)

1日あたり約1万1,000円

インスリン導入のため入院するケース(10日間)

1日あたり1万4,000円

心筋梗塞により緊急入院するケース(1週間)

1日あたり約2万2,000円+手術費用約22万円

なお、医療費負担が高額になっても、公的医療保険(健康保険)が適用される医療費については「高額療養費制度」の対象になります。

高額療養費制度は、1ヶ月(1日〜月末日)の医療費が自己負担限度額を超えた場合に、超えた分の還付を受けられる制度です。自己負担限度額は所得により異なるので、備えるべき金額の目安を知るためにも自身の自己負担限度額を把握しておくと良いでしょう。

糖尿病による在宅医療の場合の費用はいくらかかる?

インスリン注射が必要な糖尿病患者さんは、入院しなくても在宅自己注射指導管理料や血糖自己測定器加算といった在宅医療費の負担が大きくなります。たとえばインスリンの自己注射を月28回、血糖自己測定を月60回おこなう場合、在宅医療費だけで次のような費用がかかります。

医療機関

2,250円(在宅自己注射指導管理料)+2,490円(血糖自己測定器加算)=4,740円

薬局

調剤料80円(インスリン)+薬剤料1630円=1,710円

上記は3割負担の金額です。このほかの診察、検査、経口薬の処方・調剤などにかかる費用をトータルすると、3割負担で月1万円~1万5,000円ほどかかることも珍しくありません。また高度障害を持つ高齢者など、通院が難しく訪問診療を受ける場合にも、在宅医療費がかかります。

1ヶ月に2回の訪問診療でかかる在宅医療費は、2割負担で約1万4,000円、3割負担なら約2万円が目安です。ここに血液検査やインスリン注射などの費用も加えると、更に高額になります。障害者にはさまざまな社会保障制度が用意されていますが、民間の医療保険や貯蓄などの備えも重要です。

糖尿病で入院が必要なケースは?入院しなければならないレベルは?

糖尿病は入院リスクが高い病気ですが、糖尿病で入院するケースには具体的にどのようなものがあるのでしょうか。この項では、糖尿病で入院するケースや、入院が必要になるHbA1cおよび血糖値の目安について解説していきます。

糖尿病で入院が必要なケースはどのようなものがある?

糖尿病で入院するケースは大きく分けて「教育」「検査」「治療」の3つです。入院と聞くと病気の治療や手術を目的としたものを思い浮かべますが、糖尿病の入院には治療目的ではない入院の機会も多くあります。

教育入院

入院の目的:糖尿病や食事療法・運動療法について学び血糖コントロールを良好にする

期間の目安:3日~2週間

検査入院

入院の目的:合併症や臓器へのダメージ状態を把握し、合併症を回避または早期発見する

期間の目安:3日~1週間

治療入院

入院の目的:急性合併症の発症による治療をおこなう(緊急を要する入院)

期間の目安:2週間~1ヶ月(症状により異なる)

糖尿病で入院したくないのであれば、日頃からの自己管理が重要です。糖尿病に関する正しい知識を身に付け、節度ある生活習慣を続けていれば教育入院も必要ありません。自覚症状がないからと楽観視することなく血糖をコントロールしていくことが、医療費負担の軽減にも繋がります。

HbA1cの入院レベルは?

糖尿病による入院は、HbA1cの数値だけで判断されるものではありません。しかし国立循環器病研究センターの調査によると、HbA1cが8.4%以上で心不全による入院が増えることがわかっています。

また、HbA1cが10.0%以上の状態になると、インスリン治療が必要になったり入院を勧められたりする可能性が高くなります。HbA1cが12%以上では喉の渇きや体重減少などの自覚症状も出始め、非常に危険な状態であることから更に入院の可能性が高まるでしょう。

なお、長期間にわたり血糖コントロールが悪いと、HbA1cの数値にかかわらず教育入院を勧められることがあります。

血糖値の入院レベルは?

血糖値が少しぐらい高くても即入院ということにはなりませんが、高血糖が続くようであれば検査入院や教育入院となる可能性があります。そのほかに高血糖を原因とした入院として考えられるのが、意識障害を起こす糖尿病性昏睡(急性合併症)です。特に血糖値が500mg/dl以上になると意識障害をまねく可能性が高まり、症状によっては即入院となることもあります。

糖尿病性昏睡には「高浸透圧高血糖状態」と「糖尿病性ケトアシドーシス」の2種類があり、どちらも命にかかわる状態です。高浸透圧高血糖状態は、著しい高血糖により高度の脱水状態となって起こります。

糖尿病性ケトアシドーシスは1型糖尿病の患者さんに多く見られるもので、ケトン体が増えることにより血液が酸性に傾いてしまうのが原因です。2型糖尿病でもジュースの大量摂取などにより起きることがあります。

意識障害に至る兆候は、急激な口渇・多尿・腹痛などです。重症になると命にかかわるため、これらの症状が出たらすみやかに受診することをおすすめします。

糖尿病による入院の平均日数は?入院すると痩せる?

入院期間が長引くほど医療費も高額になるため、糖尿病の平均入院日数が気になる人も多いのではないでしょうか。入院期間の目安を知っておけば、どのくらいの備えが必要かの判断にも役立つので、しっかり把握しておきましょう。

糖尿病による入院の平均日数は?

厚生労働省の患者調査によると、糖尿病による平均入院日数は30.6日です。平均入院日数は年齢によっても異なり、年齢が高くなるほど長期化する傾向にあります。

年齢全体平均15~34歳35~64歳65歳~74歳75歳以上
平均入院日数30.6日11.5日15.6日40.7日51.1日

表を見ると、65歳以上で急激に平均入院日数が伸びていることがわかります。高額療養費制度が利用できるとはいえ長期入院の医療費負担は大きいため、保険や貯蓄により備えておくようにしましょう。

糖尿病による入院で痩せるのは本当か?

糖尿病による入院で必ず痩せるというわけではありませんが、入院により生活習慣が改善されることで痩せることはあるでしょう。良好な血糖コントロールのためには肥満の改善が必要不可欠であることから、医師がダイエットを目的に入院を勧めることもあります。

また、糖尿病治療で使われる薬には体重が減りやすいものもあることから、薬の影響で体重が減少することもあります。特に体重が減りやすい糖尿病治療薬は、SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬の2つです。SGLT2阻害薬は尿に糖を排出する効果が、GLP-1受容体作動薬には食欲を抑える効果があります。

なお、糖尿病患者さんのなかには食べても食べても痩せるという人がいます。これは、インスリン不足などにより食事から摂ったブドウ糖ではなく体内の脂肪や筋肉をエネルギー源として分解してしまっているためです。急激に痩せたという人は、極度のインスリン不足の可能性があるため注意しましょう。

糖尿病の入院費用が保険適用になる保険ランキング2選【徹底比較】

糖尿病有病者向け歯周病保障付医療保険「エクセルエイド」
あんしん少額短期保険株式会社

糖尿病でも入れる
入院保障
手術保障
死亡保障
  • 糖尿病の治療中でも加入できる医療保険
  • 糖尿病以外の入院・手術も保障される
  • 対象年齢は0歳3ヶ月〜満89歳まで
  • 治療中の糖尿病または糖尿病に起因する病気を保障

SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険
SBIいきいき少額短期保険株式会社

糖尿病でも入れる
入院保障
手術保障
死亡保障
  • 糖尿病の治療中でも加入できる
  • 84歳まで申し込み可能
  • 持病や手術歴があってもお申し込み可能

まとめ:糖尿病の入院費用は保険適用になる?

いかがでしたでしょうか。糖尿病の入院費用は保険適用になるのか紹介してきました。この記事のまとめはこちらです。

糖尿病による入院費用は公的医療保険、民間の医療保険ともに対象になります。また、糖尿病による入院費用は1日あたり1万円〜2万5千円程度かかります。糖尿病による入院費用を抑えたいなら糖尿病有病者向け歯周病保障付医療保険「エクセルエイド」がおすすめです。

もし、糖尿病有病者向け歯周病保障付医療保険「エクセルエイド」の申し込みを検討している場合は下記のボタンから見積りを進めていきましょう。

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