糖尿病で血液検査をする場合にどれくらいの費用がかかるのか気になりませんか。また、糖尿病の血液検査はどこですればよいのか、保険適用されるのかも気になりますよね。
この記事を見ることで、糖尿病の血液検査にかかる費用、他にもその費用は保険適用されるのか分かります。
この記事の内容をまとめると
- 糖尿病の血液検査は、検査項目にもよりますが、診察の費用も含めて3割負担で3000円〜3500円程度が目安です。
- 病院で行う場合、糖尿病の血液検査費用はすべて保険適用となります。基本的には、専門医のいる医療機関で行われます。
糖尿病の血液検査にかかる費用は?保険適用される?
糖尿病の治療では、血糖値やHbA1cを把握するために血液検査が必要になります。しかし通院のたびに血液検査が必要となると、費用負担が気になる人もいるでしょう。そこでこの項では、糖尿病の血液検査にかかる費用や保険適用基準について解説していきます。
糖尿病の血液検査にかかる費用は?
糖尿病の治療では、定期的に血液検査や尿検査をして血糖コントロールの状態をチェックします。費用負担は検査項目にもよりますが、診察の費用も含めて3割負担で3000円〜3500円程度が目安です。
糖尿病の診断基準となる検査項目は血糖値とHbA1cですが、合併症リスクを考えて肝機能や腎機能などの検査項目を追加することがあります。またその他にも、必要に応じて胸部レントゲン検査や心電図、頸動脈エコー検査などもおこなわれることがあり、その場合はもう少し検査費用も高くなります。
糖尿病の血液検査にかかる費用は保険適用される?
病院でおこなう血液検査の費用は、基本的にすべて保険適用になります。美容医療や予防医療(健康診断や予防接種)、先進医療などは保険適用になりませんが、一般的におこなわれる病気や怪我の治療は、基本的に保険適用と考えて良いでしょう。
ただし、インスリン注射をしていない2型糖尿病患者さんの血糖自己測定は保険適用外です。その他にも入院中の差額ベッド代や食事代、紹介状なしで200床以上の病院を受診する際の加算料などは保険適用外となります。
糖尿病の血液検査は自分でできる?検査キットはどこで売ってる?
はっきりとした自覚症状がなくても、糖尿病かもしれないと不安に感じることはあるでしょう。そんなとき、自分で血液検査をおこなうことは可能なのでしょうか。この項では、自分で血液検査をおこなう方法や検査キットがどこで売ってるかを解説します。
糖尿病の血液検査は自分でできる?
糖尿病の血液検査は、自宅でも検査キットを使って手軽におこなうことができます。
自分で血液検査をおこなうとなると、自己採血に不安を感じる人もいるでしょう。しかし過度の心配は不要です。糖尿病の血液検査キットは、指先を針で刺して少量の血液を採取するだけで検査できます。そのため自分でも簡単に、少ない痛みで血液検査を受けることが可能です。
糖尿病検査キットはどこで売ってる?
糖尿病検査キットは、一部のドラッグストアや薬局、通販サイトなどで購入できます。
検査キットの価格は商品により2000円程度のものもあれば、1万円ほどするものもありさまざまです。大体の商品は3000円〜7000円程度で、メーカーにもよりますが検査項目が多いほど価格も高い傾向にあります。そのため、自分が知りたい検査項目に応じて商品を選ぶようにしましょう。
糖尿病の血液検査の項目は?どこで?頻度はどれくらい?
糖尿病の血液検査では、どのような項目を調べるのでしょうか。また、どのくらいの頻度で検査を受けるべきなのでしょうか。この項では、糖尿病の血液検査の詳しい項目や頻度について解説していきます。
糖尿病の血液検査の項目は?
糖尿病で最も大切な項目は、血糖コントロールの状況把握に必要な血糖値およびHbA1cです。
血糖値は採血した時点での、血液中のブドウ糖(グルコース)の濃度を表します。たとえば血糖値200というのは、血液1dL(100ml)あたり200mgのブドウ糖が含まれているという意味です。一方、HbA1cは血中のヘモグロビンのうち何%が糖化しているかを表す数値であり、過去1ヶ月〜2ヶ月の血糖の平均レベルを反映した指標になります。
糖尿病の血液検査はどこでやる?
糖尿病の血液検査は、糖尿病内科など糖尿病の専門医がいる医療機関で受けるのが確実です。
近くに糖尿病内科がない場合は、生活習慣病の治療に力を入れている内科クリニックでも構いません。また、循環器内科や腎臓内科も糖尿病の診療に力を入れているケースが多く、検査してもらえる可能性があります。
糖尿病の血液検査の頻度はどれくらい?
血液検査の頻度は、病状や医療機関の方針により異なります。目安としては、食事療法・運動療法のみで血糖コントロールが安定している場合、2ヶ月〜3ヶ月に1回ぐらいのペースで血液検査をおこなうのが一般的です。
一方、経口薬やインスリン注射を使用している患者さんは、1ヶ月に1回程度のペースで通院して血液検査をする傾向があります。多くの糖尿病薬は本来90日まで処方できますが、通院間隔が長くなると食事や運動に関して油断してしまうことが少なくありません。血糖コントロールの状態や薬の副作用も確認する必要があるため、血糖値が安定していないうちは通院頻度が高くなります。
糖尿病の血液検査の結果はいつ分かる?
血液検査の結果が何日で出るかは、医療機関によりさまざまです。例えば院内に検査センターがあるような大きな病院の場合、大体30分~1時間ほどで血糖値やHbA1cの結果がわかります。また糖尿病に力を入れている医療機関では、血糖値・HbA1cの結果が数分でわかる医療機器を導入していることがあり、その場合は待ち時間が大幅に短縮できるでしょう。
ただ、インスリンやC-ペプチドなどの詳しい検査に関しては結果が出るまで1週間ほどかかることがあります。また、検査設備がなく検体を外部の検査センターに送って結果を受け取っているクリニックについても、血液検査の結果を当日知ることはできません。
糖尿病の血液検査費用を安く抑えるポイントは?
自覚症状や数値の異常はないけれど糖尿病の血液検査を受けたいという場合は、自費診療になってしまうため自分で検査した方が基本的に安上がりです。
具体的な方法としては自宅で検査キットを使用する方法もありますが、最近は薬局でも手軽に血液検査を受けられることがあります。費用も血糖値・HbA1cの2つの検査で1500円~2000円程度と、医療機関で自費診療を受けるよりも安価です。予防的に血液検査を受けたい場合は、近くに血液検査を実施している薬局がないか探してみると良いでしょう。
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- 持病や手術歴があってもお申し込み可能
まとめ:糖尿病の血液検査にかかる費用は?どこで?保険適用される?
いかがでしたでしょうか。糖尿病の血液検査にかかる費用、その費用が保険適用されるかについて紹介してきました。
糖尿病の血液検査は、検査項目にもよりますが、診察の費用も含めて3割負担で3000円〜3500円程度が目安です。また、病院で行う場合、糖尿病の血液検査費用はすべて保険適用となります。基本的には、専門医のいる医療機関で行われます。
糖尿病に対して不安がある場合、早めに診断を受けて対応することが大事です。もし、入院費や手術費に不安がある場合は、糖尿病保険への加入がおすすめです。下記で糖尿病保険を紹介しているので、興味があればクリックしてチェックしてみましょう。